ポイントの誘惑と現金支払いの可視化

更新日:2021年12月26日

先々月まではカード決済を行うようにしていました。

スーパーのお買い物でカード、家族と食事に行ってはカード、ドラッグストアーもカード、普段は車を使うので、給油もカード、ちょっとした風邪で受診するときもカード決済でした。そして、『またポイントをゲットできた!』と喜んでいました。しかし、翌月の引き落とし額を見て、さすがに驚きました。


『私はいつ、ここまで使ったのでしょうか?』と疑問に思いましたが、明細を見ると確かに私が買ったものばかりです。

この2年間の私のお買い物と収入と支払い行動の変化を書きますね。

コロナ感染症拡大に伴い、昨年度は単年度で別の仕事も入り、収入も増えました。そして、お勉強のための遠距離の移動もしなくなったため、出る金額が減ったように感じていました。私は何となく、今月はこれくらい使っても大丈夫、と自分に言い聞かせていました。今年度は、いつもの収入に戻りましたが、遠距離の移動はありません。相変わらず、『お買い物をカードで支払ってはポイントをためて!』と喜んでおりました。(スマホ決済は、ちょっと勇気がなくいので、していません。)

 では、2年前までのお金の使い方です。給与が振り込まれると、当月使う予定のお金をまず引き下ろしていました。そして、食材を買うお金、日用品、と分けていました。カードを使った時には、食材を買ったなら、食材用にストックした現金を、そこから銀行へ戻すのです。そうすると、現金をいくら使いいくら残っているかの可視化ができ、非常に便利でした。

 この2年間は気が緩み、それを行いませんでした。私の気持ちの中に『外出の機会もないし、買いたいものがそれほどないし。』といい気になっていました。ですので、口座の金額を見て、『あれれ?これだけしか残っていない!まずい‼』と思いました。

 花城(1994)は、アメリカでは、クレジットカードの使い方の授業があり、クレジットカードを持つことの社会的ない意味も含めての授業です。そして、破産者になった時の社会的信用についても盛り込まれ、自分が賢い消費者になっているかのテストもあったと報告しています。

 鶴沢(2020)は現代の日本も現金決済の利用が減り、クレジットカード決済や、スマホ決済が増加していると報告しています。利用の要因の第1にポイント利用度が正の効果を表す。第2にスマホは利用者の一般的信頼、カード決済は事業者への信頼が促進要因となる、第3にキャッシュレスでの使い過ぎには、現金決済を利用する等報告しています。

 これらの文献を読み、私のことです!と感じました。

そこで、対策として、鶴沢(2020)の報告のように基本現金支払いにしました。すると、先月の引き落としは、途中からでしたが、今までの月の半分となりました。今月の支払いは、今までの月の10分の1まで抑えることができました。そして、現金支払いの額も、約半分となりました!




すごいです!現金で支払うようになり、気づいたことが3つあります。1.財布のお金を確認するようになりました。2.商品の金額を気にするようになりました。3.買い物リストを作成するようになりました。これらを行ってから、引き落としの金額が今までとは違うようになりました。

クリスマス、年末、お正月、何かとお金の出番が多い時期ですね。ポイントをためるのも良いのですが、何を買うのか、可視化を織り交ぜ、賢くカード決済を利用したいなあと思います。


I wish you have wonderful holidays.

そして、良いお年をお迎えいただきますように。



引用・参考文献

花城梨枝子 (1994 ) . クレジットカード利用に関する研究―日米学生のクレジットカード利用及び 日本人多重債務者のクレジットカード利用― 消費者教育 , 59-78

鶴沢 真(2020) .スマートフォンによるキャッシュレス決済の利用要因 現代ビジネス研究所紀要 , 1-12